池田レイラについて
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『M‐1グランプリ2017』 ベストアマチュア賞を受賞したときは12歳。実の父娘から成るお笑いコンビ・完熟フレッシュのツッコミ担当・池田レイラが、2月19日(月)発売『週刊プレイボーイ10号』で初めての水着グラビアに挑戦。在学中の日本大学藝術学部では演技を勉強中の異色のコメディエンヌが今、文字どおりベールを脱ぐ――。
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■そろそろ自立したいです
――今回どうしてグラビアに挑戦しようと思ったんですか?
池田 お笑いの枠にとらわれず、若いうちだからこそ経験できることをやりたいなと。頓知気さきなさんがすごく好きで、グラビアを見て、同じ女子として憧れたことも大きいです。あとは高校の同級生に夏芽すずがいて、「グラビア楽しい」と言ってたので、いつかやりたいと思ってました。
――撮影に向けてやったことはありますか?
池田 痩せすぎても、太りすぎてもとは思ったんですが、人生で自分の体形管理を一度もしたことがなくて。ジムも契約したんですけど、きれいな体づくりのためのトレーニングもわからず、暴飲暴食を気持ち、やめたぐらいです(笑)。
――ポーズはちゃんとできた?
池田 普段から頓知気さんのSNSを拝見していて、こういう角度の写真が見られたらうれしいとかはあったはずなのに、自分では全然できず。
カメラマンさんからポーズを教えてもらったんですけど、きれいに見える状態で止まらなきゃだから、足はプルプルするし、グラビアって本当に体力勝負なんだなとびっくりしました。
――相方でもあるお父さんは何か言ってました?
池田 父はいつも、やれることはやれるときに全部やっておいたほうがいいとか、どこにチャンスがあるかわからないって言ってるので、グラビアが決まったときは「マジか、良かったね!」って、すごく喜んでくれました。
――今回の写真は見せました?
池田 いや、さすがに写真を送るのは恥ずかしいので......。コンビニで買ってくださいって言おうと思ってます(笑)。
――今は日本大学藝術学部に通っていると聞きました。
池田 演技を学んでいます。グラビアと同じように、今やってみたいリストの中に演技もあって。
――11歳から漫才をやっていて、それが生きたりしてますか?
池田 去年初めて映画や舞台を経験したんですけど、説明口調っぽくなっちゃってると指摘されました。でも言葉は聞き取りやすいってホメられました。演技を学ぶことでボキャブラリーやナチュラルさが増して、漫才がやりやすくなりましたね。
――コントもできるんじゃ?
池田 機会があったらやってみたいですが、父はコントの作り方が難しくてわからないって言ってます(苦笑)。
――娘がネタを書くのもありかもしれないですよ。あとは、漫才協会に入ってるんですよね。
池田 周りが親戚のおじいちゃんやおじちゃんみたいで、会うと温かい気持ちになりますね。若手とは一緒にディズニーランドへ行ったりしてます。
――ベテラン芸人ばかりのイメージですが、若い人がいて、そういう場所にも行くんですね。
池田 若手といっても年齢は10歳以上離れてますけど(笑)。でも気を張らずに楽しめています。
――これからの目標を聞かせてください。
池田 グラビアは誌面を見て改善点を踏まえて、また挑戦する機会をいただけたらやりたいです。お笑いに関しては現状維持ができれば......。
最近はひとりで番組に出る機会も増えてきたんですけど、ずっと父とのパッケージでやってきたから、まだ難しくて。今年はもっとありのままの今の自分で活動していきたいなって。「一日中カメラ回しっぱなし」みたいな番組にも出てみたいです。
――ひとりでやりたいという願望はあるんですか?
池田 そろそろ自立はしたいです。
――お父さんは寂しがらない?
池田 すがってくるとは思いますが、しょうがない(笑)。お仕事の共有LINEにスケジュールが来るんですけど、私だけのときは父がマネジャーに「一緒じゃなくて大丈夫ですか?」って聞いてるんですよ! でも、私の人生なんで、そこはドライに(笑)。
スタイリング/福田春美 ヘア&メイク/新井祐美子
●池田レイラ
2005年3月1日生まれ 東京都出身
身長152㎝ 血液型=A型
〇両親の離婚後、父子家庭で育つ。2016年に実の父である池田57CRAZYとコンビを組んで「完熟フレッシュ」としての活動を開始。『M-1グランプリ2017』 ベストアマチュア賞を受賞。2023年4月より日本大学藝術学部に在学中。近年なくなっていく映画館とお父さんのにおいを探す、17歳の少女の旅を描いた映画『においが眠るまで』(4月公開予定)の主演を務める。
公式X【@kanjuku_layla】
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公式Instagram【@kanjukufresh_leyla】
池田レイラ1stデジタル写真集『完熟フレッシュな水着』 撮影/熊谷 貫 価格/1100円(税込)
取材・文/関根弘康 撮影/熊谷 貫
(出典 news.nicovideo.jp)